138cmの世界

138cmで生きる日々を、徒然と

梅、くれない

梅一輪 一輪ほどの 暖かさ  服部嵐雪

気まぐれに、その時その時のにわか具合で、和歌や俳句が好きで。
でもこの俳句ほど、何度も思い返して、何度も思い出す詩はない。

この俳句は、読む人に寄って、脳裏に浮かぶ情景は全く違うものになるかも知れない。

私は、この俳句に触れた時、一面真っ白な雪景色の中、
雪に埋もれつ、ぽろりと思わず零れ出たかに咲いている、梅の花を思った。

私の吐く息は、濃く白い。
瞼にちらつく細雪が掛かって、目に入ってしまいそうで、本能的に瞬きしながら、
ぽかん、と、その梅の花を見てる。

どこに、咲く要素があったの?

梅の花は声を出して答えてはくれないけど、
しかして現実、咲く要素がその一輪の梅にはあった。
”咲く要素”を、その梅だけは気づいた。

これほどまでにポジティブな俳句があるかと、
この俳句には相当衝撃を受けた。


そんな話をする気になったのは、
私が見た「君の名は。」の総印象が、「紅梅が一輪咲く、精緻な雪景色」だったから。

新海監督は前から、作品に出会うその時々に、妙に引っかかる、私からの一方的な”縁”があって。
なので、ある程度知っていたし、「君の名は。」を観に行こうという気になったのも、
「新海監督作品」だからだ。

でも、正直、私は過去作品だったり、新海監督の事を途轍もなく誤解していて。
センチメタリストをとことん極める…!!
畳み掛ける切なさに、救い?運命の赤い糸?
そんな奇跡、そうそうある訳ない。
奇跡を求める気持ちは切ない程に理解できても、
そんな夢見がちな事は、現実にはそう起きない。
って事を描いている作品で、監督なんだと思ってた。
物凄く壮大に、幻想的で鮮やかな妄想世界を、思う丈描きつつ、
しかして同時に、それを相殺してしまう程、同じ温度でリアリストで。
感傷的な事を描かせたら群を抜く監督だ…、と、思ってた。

なので、どちらかと言うと苦手だったりして(笑)
君の名は。」はそういう意味でも、相当ハラハラして見た事も、
こんなに嵌ってしまった理由なのかも知れない。

何度も思った。

ここまで描いておいて、今度もセンチメンタルなリアリスト全うしちゃうなら、
もうもうもう、今後は本当に…!本当に観ないから…!!!
今度こそ私だって懲りるから…!!

…と。

本気で願えば、案外叶っちゃうのも、現実のひとつなんだな。


そして、「君の名は。」を観終わった一度目の時、
漸くの漸くの、漸くに、監督や過去作品に何だか偏見持ってる自分に気づき、
監督や作品の事を知ろうと思って、
特番を漁ったり、インタビューや、他の方のレビュー(賛否どちらも)を読み漁り。

ちなみに映画も、ちょっと特殊な運が味方して、リピートも6回目に至り。

その結果、新海監督の作品世界の総印象というか、一貫したテーマというものを上げるなら、
「梅咲く精緻な雪景色」だという結論に至った。

新海監督自身、今までの作品が
「そう描いたつもりは全くなかったのに、一般的にはバッドエンドで捉えられていて、
 そこ(描いたものが伝わらなかった)は自分の腕の無さだと思っていた」
と、何かでぽろっと話していらっしゃって、
私としては
「何言ってるのこの人…!!そこ狙ってたんじゃないのに、

 あの過去作品群になるてどういう事?!」
って盛大なツッコミが湧いたのだけど…。

あんまり素な様子で仰っていたのと、
正直、「ハッピーエンドじゃないと嫌!」な私が、
どー…しても嫌いになりきれなかった、妙な感覚も相俟って。

「なんかやっぱり、盛大な誤解をしてるかも知れない、私」と思った時に、
あの梅の句が浮かんだ訳で…。

なかなかに、衝撃的な腑への落ち方だったなぁ。

多分、新海監督は今までもずっと、「雪中の一輪の梅」っていう、
”根深いポジティブ”みたいな事を、描いていたのかも知れないな、と。

ただ、普通、「雪中の一輪の梅」の、”ポジティブさ”を描く時、
その梅を切り取って大きく描くと思う。

でも、新海監督はそうじゃなくて。何より周囲の雪の方をめちゃくちゃ精緻に

描くんじゃないか。
梅のポジティブの”根深さ”を際立たせるために、雪景色の方をめちゃくちゃリアルに、
見れば思わず、両肩抱いてブルルッと震えちゃうぐらいに、とにかく緻密に描ききる。

それが、センチメンタリストで、リアリストで、
バッドエンドに”見える”理由だったのかも、と。

でも。今までも確かに、その景色の中で、梅一輪が咲いていたんだと思う。
けざやかなまでに、真っ白に。白梅が。

でもね…っ。
雪景色が綺麗すぎてもう、その雪の描きようったらまさに圧巻の一言で、
梅を探し当てるまでに到れないよ監督…!!っていう(笑)

今回の「君の名は。」、だって、溌剌としたストーリーだったのに、
雪の描き方(比喩です)は相当だったと、個人的に思ったもんね…。
まじかよ、今このタイミングでかよ!!みたいな冷厳さといったら……。
あれは新海監督だからこそ描ける部分だと本当に思う。

そんな雪景色の中。
君の名は。」の梅は、鮮やかな紅だったんじゃないか。

私がもし誰かに、ヒットした理由は?って訊かれたら、そう答える。
今まで、確かに描かれていた白梅を、「君の名は。」では、紅梅にしたから、って。

雪は変わらず、緻密で精緻で、絵なのに、触れたら冷たさを感じそうな程で。
でも、その緻密さの中で、くっきりと紅いその梅に、視線はブレず引き寄せられる。

道に迷った夜の、北極星みたいな、紅梅。

だから、雪景色の寒さや冷厳な美しさを、どこか、安心してめいっぱい楽しめる、

というか…。
雪景色の描写に凍えて、もう春なんて一生来ないんじゃないかって不安になる時に、
その紅梅がぽろっと目に入って、

「ううん、大丈夫、もうすでに、春のかけらはここに」って、
言って貰えるみたい、な…。

だから、ライトな楽しみ方も、何度もリピして、深く浸る楽しみ方も出来るというか、
”しやすくなってる”というか。

そして、”雪の描き方”に以前からめちゃくちゃ惹かれてた人は、
「なんで紅梅とか描いちゃうかなぁ…。雪がぼやけるじゃん。
 貴方の腕の見せ所や醍醐味は雪景色にある訳で。貴方は雪の匠なのでは?」
っていう反応になってるんじゃないかとも推測していたり…。

あと、6回目にして、漸く発見した事もあったりするのも、魅力のひとつだなぁ。
細かい描き込みは、背景だけじゃないってところが、

発見欲をめちゃくちゃ刺激してくれる。
好き。

そして、監督は自分で、梅を紅にするって決めたところが、

何より惚れるポイントです。

唐揚げ定食~いつか鶏冠の生えるまで~

今日はなんだか、ふわっとな、気分。

気分って、時々、パンを捏ねてるように感じる時がある。

材料を1つずつ、確認している時もあれば、
不意に一緒くたにして、ぐにぐにぐにぐにこねこねこねこねという感じの時もある。
デデデン、ベシベシっ、ドスンドスン、って、打っている日もあれば、
すこし休憩ってな感じで、ぷわ~…ふくふくふく…ぷっくりふわふわふわ~と、
むくむく生地が膨らんでいる感じの時もある。

私はとっても気分屋なので、捏ねるも打つもちょっと激しい部分があるけれど、
発酵している時はとっても力が抜けるので、
総じて、自分では美味しいパンだと思ってるみたい。

他の人にとって美味しいかは、別の話だけれど。

さておき。

なんだか、今日書こうとしてたことから脱線してるな(笑)


今日は大好きランチのパート2。

とある食事処の、唐揚げ定食。

子供の頃から唐揚げは大好きで、叔母に、
「この子はいつか鶏冠が生える」って言わしめた事は、
ちょっと鉄板なエピソードだけど、ともあれ。

ここは何が良いかって、そのボリューム!
このエコな時代に、燃費の悪さを存分に謳歌する、
小さい癖に食いしん坊な私をも満足させるボリューム…!

しかして、唐揚げだけが大きい訳じゃないところが、ポイントの高さ。
つまりは、付け合せの野菜類々がたっぷりなのです!
サラダがどどんと多い、という訳じゃなく、副菜が多いってところがポイント高い…。
サラダと、煮しめや和物、時に、揚げ出し豆腐とか。そんな副菜に、ででんと大きい唐揚げが、
ほかほか白ご飯と、ほっこり日替わり具材のお味噌汁と共にやってくる、しあわせ……っ。

そりゃもう、仕事の朝帰りの疲れなんて、忘れちゃうってもんだよね…っ!
少し時間を過ぎるとあっという間に人も並ぶ。
お店の中央に大きな円卓があって、ほぼ相席ちっくなのも、ここのお店の味。

相席は昔からあまり抵抗がないし、相席になると時々、
「あなた本っ当に美味しそうに食べるわね…、なんだか私も凄く美味しかったわ…」
なんて言われちゃったりするので、いっそ得意分野なのだと自負してる。どや。

なんて話はおいておいて。

唐揚げはおっきいのに、がぶっと頬張ると、じゅわっとジューシーにやわらかいし、
でも、大根おろしのみぞれかけなので、さっぱりしつこくない旨さ…っ。
このやわらかは、何度食べても感動しちゃう。
そして頬張るご飯の美味しいこと…っ。

そして、野菜だって勿論美味しい。
サラダも、添えてある野菜が、さりげなーく、いつも違っている。
そして、おそらく、ぽこんと添えられたポテトサラダの味が、日替わりになっている。
今日はカレー味で、ちょっとびっくりした。でもうま…っ。
カレーって正義。

唐揚げ4つだけど、とにかく大きいし、野菜も本当にたっぷりだから、
知らない間によく噛んで、もりもり食べる幸せもあって。
味付けが変わっているとか、そういう訳ではないのだけれど、
どうも、唐揚げが食べたくなると、ここに足が向いている。

オムライスもそうだったけど、どうやら私は、それぞれの店の、一品っていうものを、
好きになってしまうみたい。
むしろ、一品が見つからない店は、リピートしないのかもしれない。

そうそう、そして、系列店に喫茶店があるものだから、
ちょっと足し価格でデザートつけられます、な、おまけアイスがうまい。
一度知ってしまうと、つい付けちゃうよね…。

唯一難点を上げるなら。
お店開くの待つ時間が、どうしても出来ちゃうことかなぁ。
百均とか寄って、無駄使いしちゃうんだな…(それは自分の難点じゃないかって言う)

でも、待つのって、ちょっと嫌いじゃないって思う今日は、
やっぱり、ふくふく~のほっこりふわわん、心の発酵日和な模様。

オセロ履き

友人が、同デザインの白の靴と黒の靴を買って、
片一方が白、もう片方が黒の靴を履き、会社へ出社したと報告してきた。

なにそれ、めちゃくちゃお洒落じゃないか…!!

いたく感激しちゃって、オセロ履きと命名してみた。
我ながら良いネーミングだと思うんだ。オセロ履き。

そういう発想でお洒落を謳歌している友人がとても好きだ。

それにしても、同デザインを色違いで履くって発想がなかったなぁ…。
そうなると、カラフル履きも出来る訳で。
靴がいっぱい欲しくなる。靴屋さん万々歳。

パンプスとかも、色違いを履いて、トリッキーなお洒落とかも面白そうなんだなぁ。

大抵妄想で終わるのは、体系的にそういうお洒落が似合わないからなんだけど…(遠い目)

ハロウィンとかで仮装するなら、そういうお洒落を楽しみたい…っ。
ハロウィンなら許される気がする…っ。

ピンクのアフロかつらとか被って!

……まぁ、ハロウィンパーティー開いてる知人が何処にもいないオチはともあれ(笑)


お洒落で思い出した。
先月、なんと、初めて個人輸入を体験しちゃった、よ…!

…って、海外メーカーの服を、通販しただけだけど(笑)

その通販サイト、日本語訳もちょっとグダグダしてて、一見、大丈夫なんだろうか…
なんて不安も過ぎったけど、円高効果もあってか、可愛いワンピが一着2000円台とかで、
ついつい惹かれて買っちゃった…っ。

正直、半月経っても来なかった時は、相当に不安になりましたが…。

何の事はありません、ちゃんと届きました!

半オーダーメイド式で、受注してから縫製に入る販売方法だったので、
届くのが遅くなるのはある程度は予測してたんですが。

やっぱり海外って遠いんですねぇ。税関とか関税とか、色々あって。
そうそう、通販気分で買ったはいいけれど、
場合によっては、そんなに多くない量の通販でも、
関税かかる場合があるとか…!(今回は全くかからなかったけど)

初めて、関税率表とか検索して見ちゃった…。
もちろん、さっぱり分からん!!
なんじゃこりゃ、って感じだったけどね…!

っていうか、関税と税関の意味の違いもここで初めて知ったという、
恥ずかしい告白。

輸入した(ドヤ顔)お洋服は、
サイズ感が想像とちょっと違う事もありましたが、
正直、私にとっては日本でも同じな訳で!
とっても重宝しそうなんだぜ…っ。ほくほく!

そして、こうして海外の通販をしてみて初めて、
日本の通販会社さんの質を思い知るっていう。

日本じゃ、発送したら、発送しましたよってメールは普通に来るもんなぁ…。
日本の安心感って本当に半端ないです。

オムオムオムオム、オムライス

今日は、お気入りのカフェに行って来た。

もちろんひとりで。おひとりさま上手なので。

このカフェが気に入っているのは、ランチのオムライスが気に入ってるから。

それにしても、久しぶりだ。
余裕が無いとなかなか来れないしな。

私はおひとりさま上手を自負しているので、
ランチでひとりでも、好きなものを食べる時のテンションはとても高い。

でも、おひとりさまの痛さも良く良く存じているであるからして、
店員さんには見つからないように、テンションの高さはこっそりと。

でも、以前、ここの店員のお姉さんには見つかってしまったので、
あんまり気をつけて隠す必要がないのも、いっそ、魅力のひとつになっている(笑)

見つかってしまった時は、丁度オムライスが来て、
店員のお姉さんが厨房へ戻っていった時。

お姉さんがもう戻ってはこないだろうという
タイミングだと思って、

(オムライスだあぁ…っ!!やったあぁぁ…!!!)
と心の中で叫び、スプーンをガッツポーズに掲げて小さく振り、
オムライス時間への歓喜を噛み締めていたところ。
はたと視線を感じて横へ顔を向けた、ら。

そこに、お姉さんがお水のおかわりを持って、立っていらっしゃった。

私「…………、み…見られちゃいましたね……!」

口元を手で抑え、明らかに笑っているお姉さん。

私「嬉しくてつい……っ!」

お姉さん「か…可愛いかったです!!」

私「あ、ありがとうござます……」

消え入る声。見られちゃったら仕方はない。

私「ここのオムライス大好きなんです…。特にケチャップオムライスが…」

お姉さん「そうなんですね!嬉しいです!」

このカフェの店員さんは超良いお姉さん。
そして、こんな時、138cmで良かったと思う。
大抵”可愛い”で誤魔化して貰えるので…っ。
ほぼ邪魔になってしまう事が多い”小ささ”だけど、
いざという時には、とても心強い味方になってくれる。


という訳で、実はここのランチのオムライスは、
ホワイトソースとかデミソースとか、
ソースが日替わりなのですが、
いつ行っても、

ケチャップソースにしてもらえませんか…?」

と聞く私に、快くOKして貰えるようになったのであります。
(いや、そんな訳がなくても、ケチャップならして貰えるんだけど、さておき)

そんなケチャップオムライス。
具だくさんって訳ではないけど、ふわっふわなオムレツが乗っていて、
そっと割ると、たんぽぽみたいにまあるく花咲く、オムライスに変身する。
とろっとろの玉子の味が濃くて、ご飯にはしつこくない優しいコクがあって、
ほんのりと玉ねぎの甘さ。そこに、そっと添えるようなトマトの酸味。
まろい味の玉子が活きるのは、そんなケチャップライスの控えめさなのかも。
でも勿論、食べごたえもあって。
サラダも可愛い彩りで見た目も味も美味しいし、なんと、飲み物とデザート付き。
飲み物は大抵、グレープフルーツジュースにしちゃう。
背高のっぽなグラスが可愛くてお気に入り。
デザートもまた…っ。
シフォンケーキなどが出るんですが、超しっとりのふんわり。
生クリームも良い甘さで…っ。
始終、幸せなひととき。そして大満足。
オムライスランチ、だいすき。

ここのランチには、グラタンとか、唐揚げとか、
とかく、興味をそそられるメニューがいっぱいなのですが。
あのグラタン好きで唐揚げ好き(って言われても、どの?っていう)な私が、
ついついオムライスを頼んでしまうカフェさんなのでありました。

インテリアもお洒落で、雰囲気も抜群。
女性の方が多いけれど、年齢層も幅広くて、
おばあちゃま、お母さん、お孫さん…なんて家族連れの方も良く見かける。

そして!ピザ食べ放題などのディナーもお得料金で美味しいという
魅力溢れるカフェなのでした。

愛でたし、目出度し。

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耳鼻科のおじいちゃん先生と金のカレー

副鼻腔炎、治った…!!

貰ってたお薬を飲みきって、気分は上々。
鼻の調子もだいぶいい感じ…!

でも、小さい頃から耳鼻科の印象って、すんごく長く通う印象だったから、
もしかしたら、1年ぐらいは通院なんじゃないか…とは思ってたのに…!!

おじいちゃん先生ったら男前…っ。

いや、確かに、病院決める時、「あんまり通わせない」っていう口コミがあったけど…!
むしろ、そこ見て決めたんだけど…!(笑)

本当にスパっとだった…。びっくりしたんだぜ…っ。

「はい、ちゃんと治ってるね、おしまい!」

って、通い初めて1週間(実質3日間)で言われるとは思わなんだ……。

思わず、やったあぁー…って、ガッツポーズを高らか決めてしまったとか、まさかそんな…
まさか、なんですけどね… ほほほほー…
笑って貰えたからいいんだ。年甲斐も無いとか気のせい。

治療中に、「鼻で困ってないなら、それが一番」だとか、
「あんまり強い薬を飲み続けて欲しくないんだよなぁ…」とか、
端々に出るセリフがなんか優しくてじーんとするっていうか。

一見、クールな印象のおじいちゃんだったのに…。
ギャップに心を持って行かれそうになっちゃったな。

「治ったお祝いに、そうだな…コンビニの金のカレーを食べなさい。390円のね!」
って言われた時には、思わずはいって返事しちゃったよね…っ。

いや、美味しかったけど(笑)
なんかお告げみたいな気持ちになって、ちゃんと金のカレーを食べました。

っていうか、おじいちゃん先生の細やかなご褒美ってそれなんだね…。
なんか可愛くてうっかりきゅんとしちゃったよ…。
道理で流行ってる耳鼻科だなぁって思った。

看護婦さんも可愛らしい人多くて、超優しいし。

ああ、本当炎症治って本当良かったぁ…っ。

後は、薬切れた後も大丈夫かどうか、かなぁ。
でも確かに、お薬ずっと飲むのはアレだし、やっぱり後はなた豆茶か…?(笑)

なた豆茶ってどんな味するんだろう…。
全く想像がつかない…。
巷のお店で売ってるもの見ても、やっぱりそこそこの値段はするしなぁ…。

ここで何故か思い出す、最後に見たおじいちゃん先生の笑顔。

もう通わなくて良いと思うと、ちょっぴり寂しくなっちゃうな。
あんなに早く終われーって思ってたのに。
通って3回でもう良いとか言われちゃったからかな(笑)

素っ気ないのに、どことなーくアットホームな感じがなんか、
もう1年通ってる気分にされちゃったっていうか…。

おじいちゃん先生、とっても良いキャラでありました。

あれ、なた豆茶の話どこいった?(笑)

それいけ耳鼻科のおじいちゃん先生

びっくりする程体調が悪い…!

やっぱり、調子乗って食べなかったのが良くなかったかなぁ。

今年の夏の終わり、私にとっては驚く事に、
「あ、あんまり食べなくていいかも…。ちょっと食べるの面倒くさいかも…」
とか思える日があったんですよ~。

な~に~?!とか餅つき始めるネタが脳裏で蘇りましたがともあれ。
そう思って食べたら、本当に少ないご飯で問題なかったんだよね…!

あの私が食欲ないとか、滅多にないチャンスだったから…!
しかも当然ながら、食べないと、ある程度するっと体重落ちてくれるから……っ。
調子に乗ってたんですよねぇ…。
(あ、餅つきネタとしっかり被った…っ。奇跡)

しかし、あっという間に戻る予感が半端ない(笑)

隣の同僚が風邪引いちゃったのも運のツキだったな。
でも…もともと弱かった喉と鼻から、気管支に炎症移って、
蓄膿悪化させて…最終着地が口唇ヘルペスて…!!
凄いな…、いつもは隠れてる持病総嘗めっていう。

いや、確かに忙しい上に、休めない時期だったもんなー…っ。
今年程、キツかった夏終わりはなかったかも。

でもおかげで、変な知識がついた。

蓄膿には、なた豆茶が良いとか。
ヘルペス初期にはエタノール消毒が良いとか。

あと、メモ程度。サロンパスを足裏の土踏まずと、足指下の部分に貼ると良い、と…。

は…!サロンパス買ってくるの忘れてた……っ。
ま、また明日でいっか。

とりあえず、蓄膿対策の薬で、若干体力持ってかれてるので、
薬終わったらヘルペスもマシになるかな。
そっから元気になる予定。

耳鼻科のおじいちゃん先生、すんごい手際良いのもあれだったけど、
さらっとさらさらっと診察された気がしたのに、
終わってみると、超丁寧に診てもらえた感があって、
ちょっと魔法かと思ったな…。
仕事が出来るってああ言う事をいうのかも。

しかして薬剤師さんの、あの神妙な間はなんだったのか…。
まぁ、抗生物質2種だったからかなぁ。
最近の薬を渡すシステムって、さり気なくセカンドオピニオンっぽいシステムで、
そこはちょっと良いなぁとも思った。

そして、おじいちゃん先生ったら、短期決戦する気なんだなって、そこだけは分かった。
しかし、耳鼻科の長々しい通院はキツイから、
その気持は嬉しいんだ。だから、ちょっときつくても頑張る。

休みも増える予定だもの…!!
何と言っても、そのための上旬の連勤だった訳で…!
ざ、残業だった訳でー…!

映画も行きたいしね…っ。

倒れて終わる夏だなんて、勘弁願いたい。

ので……、取り敢えず寝ようか。うん。

葉っぱの羽、困り顔のきみ

はっきり言って、虫は嫌いだ。

自然豊かなのはだいすき。
空、海、山、森、川も滝も好きだし、
草とか花とか種とかもだいすき。

向日葵の種なんか、食べたくなるぐらい好き。
(今も売ってるんだろうか…。ちょっと…いや、

 一昔前はコンビニで売ってるって聞いたんだけども)

さておき、であるからして、田舎暮らしって、超私向きなんだけどなぁ。
どうしても虫だけが克服できない…っ!

いや、この嫌いさ加減は自分でも不思議。
どう考えても私の方がデカイし、強いし。
なのに何でかなぁ。
小さな世界を馬鹿にしちゃいけない事を、
身に沁みて知っているからなのか(笑)

で、どうしてそんな事を言い始めたかって言うと、
今日、そんな虫嫌いの私を、一瞬虜にさせた虫がいたからで…!

程よく都会で、適当に田舎な我が住む街の、通勤路の途中にあるコンビニ。
私は生活リズム的な理由で、コンビニで食品を買うことが多いのだけれど、
今日は紙パック系飲み物と乳製品が並ぶ棚を見てた。

正直、3分ぐらい全っ然気づかなかったよね…。
とろけるチーズのパッケージに、チーズがとろーりとろけたパンと、
その向こうに彩り良いサラダが写ってたんだけど…。

そのサラダが妙に立体的っていうね!
そこに力入れちゃったの?違うくない?っていうね!

で、思わず二度見して、ぎょっとしたよね。
目前に悠然と翅広げていらっしゃる、…お、恐らく、蛾さんが…!

超――――…、緑だった。
めっちゃ綺麗な緑…っ。
蛾さんの種類が本気で気になるんだけど、検索すると、
見たくない画像の中から探さないといけないよなぁって、二の足踏み踏み。

とにかく、きっとチーズが目当てだったら、

絶対気づかずに取ったぐらい擬態してらした…。
その発想、チョウ大胆。多分蛾なのに…。ごほん。

結構棚に寄って見てたから、そりゃもう結構な拡大加減で見えたんだけれども、
淡いキャベツグリーンな翅に、つぶらで真っ黒なおめめ、

華奢すぎる肢(虫さんだからね)。
この私が、うっかり、つついちゃおうかなって思っちゃったぐらい綺麗だった…。

心のなかで、今日の擬態賞を捧げておきました。
それにしても、そこは逆に…寒くないかな。蛾さん。

 

あと”つぶら”でふと思い出した…。
なんかすごい生きてるアニメな爬虫類がいたんだよね…!
なんだっけ。トカゲだったっけ。
トカゲモドキだったっけ。

調べたらヒョウモントカゲモドキが出てきた。
やばい、可愛い。可愛いがきみじゃない。

爬虫類も得意ではないんだけれども…(検索ポチポチ)

あ、ヤモリだったっぽい。
ナメハダタマオヤモリ。

困り顔が最高にキュート。

 

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